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　財務省が27日、明らかにしたところによると、政府と中国系比財閥ルシオ・タン・グループが45％ずつ所有するフィリピン・ナショナル・バンク（ＰＮＢ）の90％持株のうち67％分を９月中に売却する計画に対し、タン氏が最優先買収申し込み権を行使、入札での最高額提示者に挑戦する意思を明確にした。同行は昨年の純益が１億6,800万ペソと黒字経営に戻り、財務省は政府保有株売却の好機と見ている。政府とタン氏が売却する67％分株式は時価160億ペソ以上と見積もられている。（28日・インクワイアラー）