24年経常収支赤字幅104億ドルに拡大か
[ 322字|2025.1.6|経済 (economy)|econoTREND ]
比中央銀行は3日、2024年の経常収支赤字幅が104億ドルと、昨年9月期の予測値だった68億ドルからさらに拡大する見込みだと明らかにした。しかし、23年度の経常収支赤字幅118億ドルよりは低い水準。一方、2025年度の経常収支の赤字幅予測についても、従来の55億ドルから121億ドルに引き上げた。これら下方修正された24年と25年の経常収支赤字幅予測はそれぞれ国内総生産に占める割合が2.2%および2.4%となり、昨年9月期予測の同1.5%および1.1%から大幅に拡大する見込み。一方、中銀は経常収支に資本収支を加えた国際収支予測については、24年に35億ドルの黒字になるとし、9月期予測の23億ドルから上方修正した。(4日・マニラタイムズ)