賃貸事務所需要 トップはマカティ市
[ 379字|2024.12.5|経済 (economy)|econoTREND ]
不動産調査会社コリヤーズ・フィリピンの最近レポートによると、首都圏の主要商業地区の賃貸事務所需要調査で、企業の事務所の移転先や事業拡張時の次の進出先として一番人気が高いのはマカティ市商業地区だった。同調査によると回答者の37%がマカティ市の賃貸事務所物件をまず探すと答えて最多だったほか、2番目に多かったのは25%の回答を集めたタギッグ市ボニファシオグローバルシティ(BGC)だった。3~5位は、パサイ市のベイエリア(同14%)、モンテンルパ市アラバン(14%)、パシッグ市オルティガス(10%)と続いている。また、今年1~9月期で賃貸事務所需要が最も高かったセクターとしては政府機関、銀行・金融サービス、IT企業が目立っていた。特に政府機関では、より新しく面積の広い賃貸事務所物件が集まっているベイエリアに移転するケースが多かったという。(3日・スター)