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　デンマークに本拠を持つ世界的海運コングロマリットのマースクは10月30日、ラグナ州カランバ市にフィリピンで最大級となる配送センター、マースク・オプティマス・ディストリビューション・センター（建設費48億ペソ）を開業した。開業式典にはマルコス大統領も参列し、「同拠点の開設で比人2000人以上の雇用が創出され、マニラ港の混雑を解消するのに役立つ」とスピーチした。最新技術が導入されており、カラバルゾン地域やその周辺地域における物流需要に対応することが可能だとしている。世界銀行がまとめた2023年のロジスティックス・パフォーマンス・インデックスによると、フィリピンは競争力のあるロジスティックス網を持っているとして、世界139カ国中43位にランク付けされている。18年は60位で、改善が進んでいる。（10月30日・インクワイアラ―電子版）