「救援物資放置」を否定
[ 329字|2013.8.5|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
台風パブロの被災者のための救援物資が大量にダバオ市内の倉庫に放置されたまま一部が腐敗している││との報道について、コラソン・ソリマン社会福祉開発長官は1日、この報道を否定し「物資を無駄にはしない」と語った。ソリマン長官の説明によると、倉庫には現在、救援食料の残りとコメ300袋が貯蔵されている。未配布の救援食料の大半は8月末までに被災者に配布し、コメと50袋の食料は将来の災害に備えて引き続機き貯蔵する計画という。
救援物資の配布は当初、6月末で終了する計画だった。しかし社会福祉開発省は、被災者のうち、妊婦や、授乳中の母親、高齢者、身体障害者、慢性病患者など社会的弱者に限って2ヵ月間の配布延長を地元の要請に基づいて決めたとしている。(2日、スター)