捨てられた鳥を保護
[ 323字|2013.8.5|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方セブ市で、飼い主から捨てられた鳥140羽余が、環境天然資源省の野生生物保護官らの手で保護され、飼育されている。捨てられた鳥たちの一斉捕獲は先ごろ、中部ビサヤ地域事務所の野生生物管理部のアリエル・リカ主任の指揮の下で、国家警察の支援を得て行われた。
捕獲されたのは、絶滅の恐れのある野生生物の種の国際取引に関する「ワシントン条約」の対象になっているアフリカ産ボタンインコ101羽や、フィリピン・オウム、ヒインコ、サイチョウなど、いずれも飼い鳥として人気の高い鳥ばかり。
同事務所のイサベロ・モンテオ博士は、「違法な取引に携わった者は、ためらうことなく取り締まりの対象として罰するべきだ」と話している。(2日、マニラ・ブレティン)