ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 319字|2006.11.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
サウジから看護師求人
看護師試験の問題もれ騒ぎのさなか、サウジアラビアから看護師二千人という大量求人があり、ミンダナオ地方で二百二十四人が応募した。うちイスラム教徒は百十四人。
労働雇用省海外雇用局(POEA)によると、駐比サウジ大使館の示した応募条件は看護師学校卒で、イスラム教徒に限って看護師の国家資格は問わない。大使館で能力を評価する意向とか。月給はペソ換算で約三万ペソから五万三千ペソ強(一年で契約更新)。これに四十五日間の有給休暇、マニラまでの往復航空券支給、住居も通勤費もタダという好条件だから、飛び付くのも無理はない。
ミンダナオ地方では六月の看護師試験の合格者は五百十八人で、うち六十人が再受験を指示されている。(3日・サンスター電子版)