ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2005.8.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
処刑団VS自警団
セブ市では私設処刑団に殺害された犠牲者は八十八人に上るといわれ、一部の人たちは自警団を組織して処刑団と対決すると息巻いている。
驚いたのはガヨティン市警察本部長で、例え私設処刑団が相手だろうと、暴力と暴力の対決は許さないと声明、無登録の銃砲を携帯するものは誰でも逮捕すると警告した。
もとはといえば、国家警察が犯罪者とみなされた人物の殺害事件を一つも解決できないのが原因。最近も、タリサイ市バラカオの男性が妻の目の前でバイクに乗った暗殺者に射殺された。
東ネグロス州都のドゥマゲッティ市で開かれた域内治安担当者会議で、セブ市での私設処刑団の被害者は八十八人ではなく七十七人と報告した矢先に、また被害者が増えた。(24日・ブリティン)