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[ 256字|2000.10.3|社会 (society)|econoTREND ]
□ジプニー組立会社が操業一時停止
国内資本の自動車組立会社サラオ・モーターズは、経営悪化により操業を一時停止した。同社は、ラスピニャス市の工場でジプニーの組み立てを行っていた。しかし、①エアコン装備のアジア仕様車などが乗り合いタクシーとして普及した②カビテ州など首都圏近郊にオーダーメイドで自動車を組み立てる小規模な自動車組立会社が乱立した——などの理由で生産台数が月40台から1999年以降は同10台にまで落ち込んだという。同社は、ジプニー組立の最大手とされていた。無借金経営を信条としているため、経営再建を理由に融資を要請することは拒否した。