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政府は、軽量高架鉄道１号線（ＬＲＴ１）の延長事業に小渕基金を適用せず、予定通りカナダの土木建設大手ＳＮＣラバリン社に発注すると発表した。同社が事業の見積額を当初の６億2,000万ドルから５億9,700万ドルに引き下げたため。同基金は、民間金融機関からの融資に比べ低金利などと有利なものの、事業に必要な資材や設備などの半分を日本から購入することを条件付けているため敬遠されたもよう。同事業でＬＲＴ１はカビテ州ダスマリニャスまで延長される。ラバリン社は、ＢＯＴ（建設—運営—移譲）方式で手掛けることになる。