PNB決算 純益が12%増
[ 261字|2024.10.30|経済 (economy)|econoTREND ]
実業家ルシオ・タン氏が経営する拡大商銀フィリピン・ナショナル・バンク(PNB)の1~9月期決算によると、連結純益は151億ペソで前年同期比12%増加した。消費者向け貸付が拡大するなどして純金利収入が365億ペソと同10%増加したことが純益増に貢献した。同行の連結総資産額は9月末時点で1兆2000億ペソとなり、前年同月比2.0%増加したほか、自己資本が2101億ペソで同13%増加した。このため、自己資本比率も17.8%まで上昇し、規制当局の定めている最低自己資本比率を十分に上回っている。
(29日・マニラタイムズ)