デンマーク企業が洋上風力発電調査へ
[ 341字|2024.10.21|経済 (economy)|econoTREND ]
デンマークに拠点を持つエネルギー企業、コペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)はこのほど、南カマリネス州の沖合において開発予定の洋上風力発電事業に関する開発前環境クリアランスの発行を環境天然資源省から受けたことを明かにした。同クリアランスは開発事業を着工させることができる環境適合証(ECC)の発行を受ける事前資格に相当するもので、比国内で数ある洋上風力発電計画の中でも同社が初めて獲得した。クリアランスの発行を受けて、CIPは今後、開発予定地のサンミゲル湾における地盤工学的調査および物理探査を実施することができる。同社は30億ドルを投資して、総発電量1ギガワットの洋上風力発電施設を建設する計画で、2028年までの商業運転開始を目指す。(20日・スター)