比24年成長率S&Pが下方修正
[ 306字|2024.9.26|経済 (economy)|econoTREND ]
格付大手S&Pグローバル・レーティングスは、フィリピンの2024年の国内総生産(GDP)伸び率予測値を従来の5.8%から5.7%に引き下げた。一方、25年については6.1%から6.2%に引き上げた。しかし、両年の予測値はともに政府目標(24年6~7%、25年6.5~7.5%)を下回っている。比の今年4~6月期の経済成長率は6.3%に上昇し、インドネシアの5.05%、中国の4.7%、マレーシアの5.8%を上回っているが、ベトナムの6.9%にはとどかなかった。S&Pは24年のアジア太平洋地域における平均GDP伸び率予測値も、3カ月前に発表した4.5%から4.4%に引き下げている。(25日・インクワイアラ―)