ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2011.8.1|経済 (economy)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
糖尿病に注意を
ミンダナオ地方サンボアンガ市の嘱託医ロデル・アグブロス博士は、同市では糖尿病が主要な病死原因の一つとなっているとして、注意を呼び掛けた。2010年に糖尿病と診断された市民389人のうち、約18%に当たる72人が死亡したという。アグブロス博士によると、いったん糖尿病に掛かると、膵臓(すいぞう)のインスリンの分泌量が減り、糖代謝に異常を生じ、様々な合併症の原因となる。
同博士は特に45歳を過ぎたら、太り過ぎ、高血圧、高コレステロールと運動不足の人は要注意と警告している。また、糖尿病は体質の遺伝によることも多いので、親族に糖尿病患者がいる場合は特に適度のダイエットや生活習慣に注意を払う必要がある、としている。(26日、ビジネスミラー)