共産党和平の進展なるか 大統領は繰り返し帰国呼び掛け
[ 1016字|政治 (politics) ] 有料新人民軍(NPA)と国軍の停戦期間が終わり、和平交渉再開の可能性高まる
フィリピン共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)と国軍のクリスマス、年末年始停戦期間が7日深夜で終了した。2年ぶりに実施された停戦は衝突がなく終わった。10日放送されたテレビ局ANCのインタビューでは、ドゥテルテ大統領があらためてオランダに亡命中の共産党の最高指導者ホセ・マリア・シソン氏に帰国を呼び掛けるなど、政権の残り時間が迫る中で、和平交渉再開の可能性が高まっている。