白砂搬入計画で懸念高まる 環境破壊や健康被害の可能性
[ 962字|社会 (society) ] 有料マニラ湾浜辺にドロマイト砂を敷き詰める美化事業で健康被害などへの懸念
首都圏マニラ市の湾岸遊歩道沿いの浜辺を白砂に似たドロマイト砂(苦灰石または白雲石)で覆う環境天然資源省のマニラ湾美化プロジェクトをめぐり、反対論が高まっている。人工白砂を採取しているセブ島の原産地の環境破壊が進むとの声が環境NGOから出ているほか、保健省のベルへイレ次官も7日、ドロマイト砂が人体に与える健康被害に対する懸念を表明した。7日付英字紙インクワイアラーなどが報じた。