19年のGDP5.9% 政府目標届かず11年以来の低水準
[ 664字|経済 (economy) ] 有料2019年の国民総生産成長率は前年比5.9%。政府目標(6.0〜6.5%)に届かず
フィリピン統計局(PSA)は23日、2019年の国民総生産(GDP)の成長率が前年比5・9%となり、政府目標の6・0〜6・5%に届かず、2011年の3・7%以来の低い水準となったと発表した。国家経済開発庁(NEDA)のペルニア長官は「予算の成立が大幅に遅れ財政支出が減少したことに加え、中間選挙期間にインフラ整備が進まなかった」ことを要因として指摘。今年の目標6・5〜7・5%達成のため、「インフラ事業と重要な社会政策を進める実行力を大きく改善する必要性」を指摘した。