「人権侵害の歴史修正許すな」 マニラ市で大規模集会
[ 972字|社会 (society) ] 有料マルコス政権下での戒厳令布告から46年でリサール公園で大規模集会
故マルコス元大統領が1972年に戒厳令を布告してから46年となる21日、各地で「マルコス家の復権」と戒厳令に抗議する集会が行われた。首都圏では大学などでデモが行われたほか、午後4時からはリサール公園で約1万人が大規模な集会を開いた。ドゥテルテ大統領とマルコス家が親密な関係にあると伝えられる中で、マルコス戒厳令を正当化する声も出ており、当時、拷問などを受けた当事者らは「人権侵害の歴史修正を許してはならない」と訴えた。