比人技能実習生過労死
[ 1059字|社会 (society) ] 有料労災認定で、遺族への労災保険の連絡めぐり混乱が生じている
岐阜県で外国人技能実習生として働いていたフィリピン国籍のジョーイ・トクナンさん=当時(27)、ルソン地方マウンテンプロビンス州=が2014年4月、心疾患で死亡し、今年8月、過労死で労災認定された。遺族に対する労災保険の案内が日本語でしか行われておらず、厚生労働省の対応に混乱が生じていることが18日、マニラ新聞の遺族への取材で明らかになった。ベリョ労働雇用長官は同日、フィリピン人海外就労者(OFW)の労働環境改善を日本政府に訴える方針を示した。