補助金不正流用
[ 1210字|社会 (society) ] 有料架空の民間団体を通じて、民間企業が国会議員向け優先...
架空の民間団体を通じて、民間企業が国会議員向け優先開発補助金(PDAF、通称ポークバレル)約100億ペソをだまし取り、一部が議員らに還流したとされる不正流用事件で、主犯格とされる民間企業社長のジャネット・ナポレス被告(50)=監禁罪で未決拘置中=が21日夜、議員らの関与などに関する宣誓供述書をデリマ司法長官に直接提出し、事件の全容を全面自供する意向を伝えた。2013年8月の逮捕以来、核心部分の黙秘を続けてきたが、「(体調や身の安全への)不安が消えない」と態度を一変させた。今後、司法省管轄の国家捜査局(NBI)が詳しい事情聴取と供述の裏付けを進める。