領有権問題
[ 796字|政治 (politics) ] 有料西比海南沙諸島のガベン、カルデロン両礁で中国による新たな開発とみられる動きが判明
比中など6カ国・地域が争う西フィリピン海(南シナ海)の領有権問題に関し、アキノ大統領は5日、南沙諸島のガベン、カルデロン両礁で中国による「新たな開発とみられる動きがある」と明らかにした。この発言を受け、デルロサリオ外務長官は「開発の事実を確認して、中国に抗議する」と述べ、南沙諸島で実効支配を広げる中国の動きに対して懸念を表明した。南沙諸島では5月、中国がジョンソン南礁(フィリピン名マビニ礁)に大量の砂を搬入、埋め立てして陸地を拡張していたことが判明したばかり。