中国領海侵犯
[ 1137字|政治 (politics) ] 有料中国との慎重外交に比国会議員がいら立ちの声。関係各国に協力求めるよう要請
比中が領有権を争う西フィリピン海(南シナ海)スカーボロ礁で違法操業の中国漁船をめぐり比中艦船がにらみ合いを続けている問題で、一部の国会議員らから、平和的解決を掲げるアキノ政権の慎重外交に対するいら立ちの声が上がっている。事態発生から7日目の16日も、中国監視船による「領海侵犯」は続いたまま。比の排他的経済水域(EEZ、200カイリ)内にありながら、違法採取されたサンゴなどを押収できないまま中国漁船が退去するなど、平和外交のすれ違いが続いており、議員らは米国や東南アジア諸国連合(ASEAN)の支持を取り付け、強硬な姿勢で臨むよう大統領に求めた。