万聖節
[ 1159字|気象 災害 (nature) ] 有料被災地では犠牲者の遺族らも墓参。身元不明遺体の埋葬地はごみ捨て場同然に
万聖節の1日、台風一過の強い日差しが照りつける中、首都圏各地では家族連れが親族の眠る墓に集まり、祈りをささげた。9月下旬に発生した台風オンドイ(16号)による洪水で甚大な被害を受けたマリキナ市の公共墓地には、肉親を失った遺族の姿もみられ、悲しみも新たに故人をしのんだ。一方、災害で命を落とし、引き取り人が現れなかった身元不明遺体が埋葬された場所は、ゴミが投げ捨てられ、墓標もない状態だった。