転覆事故
[ 973字|社会 (society) ] 有料小型客船転覆事故で比沿岸警備隊、虚偽の乗客名簿による定員超過が事故原因と断定
ルソン地方東ミンドロ州プエルトガレラ沖で小型客船(一二トン)が転覆し、日本人観光客一人を含む十二人が死亡した事故で、比沿岸警備隊(PCG)は二十四日、横波を受けた際、乗客の定員オーバーにより客船がバランスを失ったことが直接の事故原因だと断定した。定員オーバー状態での出港については「出航前に虚偽の乗客名簿が提出され、正確な乗客数が報告されていなかった」と説明、その上でPCGは船長と運航会社「イラガン・シッピング・ラインズ社」の刑事責任を追及する方針を示した。