選挙関係者虐殺
[ 1174字|政治 (politics) ] 有料マギンダナオ州に日本の援助で建設された小学校が事件発生直後から未使用状態続く
ミンダナオ地方マギンダナオ州で起きた大量虐殺事件を受け、日本政府の無償援助で完成した同州ダトゥウンサイ町の小学校校舎に児童が通えない日々が続いている。11月18日に行われた校舎引き渡し式の5日後に事件は発生し、今月16日までの約3週間はほぼ休校状態。アンパトゥアン同町長が殺人容疑で拘束されたのに伴って国軍部隊が派遣され、同一族の民兵と国軍部隊の衝突による治安悪化懸念が浮上したためだ。新校舎での授業を楽しみにしていた児童の思いとは裏腹に、教室内はひっそりと静まり返っている。