政府遺骨収集団提訴
[ 905字|社会 (society) ] 有料旧日本兵の遺骨が焼骨から3カ月後も野ざらし。遺骨放置も公衆衛生法違反
日本政府の遺骨収集団が7月に旧日本兵の遺骨554柱を違法に焼骨した問題で、遺骨収集団がビサヤ地方セブ州のリゾート施設敷地内に遺骨の一部を放置したこともフィリピン公衆衛生法違反に当たることが23日、分かった。焼骨から3カ月が経過した現在も、遺骨は同敷地内に放置されたままの状態。リゾート経営者は遺骨収集団を相手取った損害賠償請求訴訟の訴状で、「比人は死者に宗教的、文化的敬意を払う。死者を無差別に埋葬することはしない」と憤慨している。