下院議事堂爆破
[ 1319字|社会 (society) ] 有料15人が死傷した事件から1年。8人起訴されるも動機など事件背景いまだ不明
首都圏ケソン市バタサンの下院議事堂で爆弾が爆発し、アクバル下院議員=当時、バシラン州=ら十五人が死傷した事件から十三日で一年が経過した。事件では、これまでに八人が殺人罪などで起訴されたが、このうち中心人物とみられる被告一人の訴追をめぐって事態が二転三転した。このため首謀者や動機などの詳しい背景も分からず、事件解明は入口段階で行き詰っているのが現状。また、被害者らも「捕まった人物が真犯人なのか」と捜査の信ぴょう性を疑問視し、告訴をちゅうちょしている。