円借事業遅延
[ 1223字|社会 (society) ] 有料比政府、中部ルソン高速道を期限内に完工できなければ賠償金請求も
日本政府の特別円借款を受けて建設中の「中部ルソン高速道」(総延長九四・五キロ)の完工が、当初予定から数カ月遅れる見通しとなった。これに伴い、事業主体の基地転用開発庁(BCDA)は五日、工期の延長を認めたものの、同延長期間内に完工しない場合、工事請負業者の日系企業側に対して「遅延賠償金」の支払いを求める考えを示した。この比側からの「圧力」に対し、日系企業側は工事遅延には「正当な理由がある」とした上で、工期内に完工できるとの自信を示している。