テレビ番組圧死事故
[ 1326字|社会 (society) ] 有料圧死事故現場で追悼集会が行われ、今も後遺症や心的外傷に苦しむ被害者らが参加
民放テレビ局ABS︱CBNの人気番組「ウォウォウィー」中継イベント会場で死者七十一人、負傷者約九百六十人を出した圧死事故から丸一年たった四日朝、事故現場となった首都圏パシッグ市のスポーツ施設「ウルトラ」で追悼集会が開かれ、遺族たちや負傷の傷跡が痛々しく残る犠牲者らを含め約百二十人が集まった。集会では、肉親らを失った悲しみにこらえきれずに泣き叫ぶ参加者たちの姿が相次いで見られるなど、遺族らが抱えるトラウマ(心的外傷)は事故から一年たった今も深く残っている。