町役場など攻撃
[ 1424字|社会 (society) ] 有料スルー州でモロ民族解放戦線最大分派が町役場などを攻撃し、民間人含む32人死傷
十三日深夜から十四日未明にかけ、イスラム最大勢力、モロ民族解放戦線(MNLF)分派とみられる武装集団が、ミンダナオ地方スルー州パナマオ町の町役場や海兵隊駐屯地に迫撃砲弾計十六発を撃ち込んだ。砲弾は役場や隣接する民家付近に落ち、子供一人が死亡、民間人一人が負傷した。また、海兵隊駐屯地付近では、武装集団と国軍部隊の戦闘が十四日昼すぎまで続き、武装集団の六人と国軍兵士二人が死亡、双方で計二十二人が負傷した。