バイオ燃料法
[ 1233字|社会 (society) ] 有料アロヨ大統領は17日、バイオ燃料法に署名、車両燃料のバイオ化がスタート
自国農作物から大量生産できるエタノールを車両用燃料に利用するための「二〇〇六年バイオ燃料法」(共和国法第九三六七号)が十七日、アロヨ大統領の署名で発効した。同法はバイオ燃料の原料となるサトウキビやココナツの栽培を促進し、精製工場を開設するための税制面などでの優遇措置を法制化するとともに、バイオ燃料の製造、販売、使用を履行しない個人、企業に実刑と罰金を課す厳しい法律。日本を含む石油燃料の大量消費国への輸出の期待を含めて、本格的な「バイオ燃料時代」を招来することになる。