建設現場襲撃
[ 973字|社会 (society) ] 有料日本のODAで建設中の新バコロド空港工事現場を武装集団が襲撃
ビサヤ地方西ネグロス州シライ市で八日未明、フィリピン共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)とみられる武装集団が日本の政府開発援助(ODA)で建設中の新バコロド空港建設現場に侵入、警備員らの武器を奪った後、火を放って逃走した。事業を請け負っていた日系企業の発電機や韓国企業が滑走路用の材料を生産していたプラントが焼失し、被害総額は四千万ペソに上るという。襲撃理由は、事業請負会社がNPAの要求した革命税支払いを拒否したためとされる。負傷者はなかった。