日本製車両を導入へ 国有鉄道
[ 1187字|社会 (society) ] 有料マニラ—レガスピ間復活で なるか信頼回復
「いつ事故が起こるか分からない」との恐怖感から乗客が減少、創業以来百年を超すフィリピン国有鉄道(PNR)が約四十五億ペソの負債を抱え、経営危機に陥っている。このため、PNRはかつての花形路線、マニラからルソン島南部ビコール地方のレガスピ市への運行を二十年ぶりに再開、日本のJR東日本から購入する中古ながら高機能の車両を投入してPNR再建の柱とする方針を打ち出した。快適、利便、安全と三拍子そろった大量輸送手段としての信頼回復を目指す。