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　死者・行方不明者約千百人を出したビサヤ地方南レイテ州の大規模地滑り惨事から十七日で半年経った。家族、住居を一瞬の内に失った同州セントベルナルド町ギンサウゴン・バランガイ（最小行政区）の被災者中、再定住希望者にようやく移転先のメドがついたところだ。山の斜面がえぐり取られ猛スピードで落下した大量の土砂が流入、農耕地は深く埋まったまま。移住先には耕す田畑も働き口もなく、被災者には険しい自活の道が待ち受けている。