メーデー集会
[ 1392字|社会 (society) ] 有料労働関連団体や左派系団体がメーデー集会開くも、最終目的地前に自主解散
メーデーの一日、左派系団体やエストラダ前大統領支持グループが首都圏で集会を開き、アロヨ大統領の辞任や最低賃金引き上げ、前大統領らの釈放などを訴えた。集会参加者は三万人程度とみられる。原油価格高騰に伴う物価上昇を受け、集会の過熱やメーデーに乗じた政権転覆の動きが懸念されたが、厳戒態勢の中、目立った混乱はなかった。一方、アロヨ大統領は賃上げの代替措置として、総額四百億ペソ相当の「福利厚生パッケージ」を発表した。