比のデイゴ絶滅へ
[ 1140字|社会 (society) ] 有料環境天然資源省は、害虫に侵食されたマメ科の落葉高木デイゴの伐採を始めた
フィリピンの夏期に鮮やかな花を咲かせる沖縄の県花・デイゴの木が絶滅の危機に瀕している。比国内に植えられているマメ科の比で「ダップダップ」と呼ばれる落葉高木(和名・デイゴ)が外来害虫に浸食され死に絶えつつあることがこのほど環境天然資源省(DENR)の調べで分かった。放置すると腐った枝が落下したり、台風などの強風に見舞われると倒れる危険性が指摘されており、首都圏の各自治体では歩行者保護などのため、伐採に乗り出している。