憲法改正
[ 1624字|政治 (politics) ] 有料下院委などの改憲原案、外国軍駐留・基地設置などを禁じる現憲法条項を削除
外国軍の駐留・基地設置を原則禁じた現共和国憲法の条項が、下院憲法改正委員会で審議中の改憲原案や大統領府憲法諮問委員会の改憲答申案から削除されている。新憲法で同項が削除された場合、新国会(一院制)の批准により軍事基地協定・条約の締結が可能となる。比米合同軍事演習を通した「米軍駐留」の既成事実化が進む中、現憲法起草に携わった法学者らからは「(同項削除は)外国軍駐留を認める新条約締結に道を開く」「米軍撤退のため尽力した現憲法起草者の努力が水泡に帰す」など強い懸念が出ている。