ダバオ港爆弾テロ
[ 914字|社会 (society) ] 有料軍・警察、金属製パイプ型爆弾を使用と発表。フェリー到着約1時間後にさく裂
フィリピン南部ダバオ市ササ港の爆弾テロ事件で、軍・警察は三日、時限装置付きの金属製パイプ型爆弾が使われたことを明らかにした。現場から回収された破片などから分かった。爆弾はバックパック型のカバンに入れた状態で仕掛けられ、マニラ発のフェリー到着から約一時間後にさく裂した。ダバオ国際空港で三月四日に起きた爆弾テロでも、バックパック入りの爆弾が国内便到着の約五分後に爆発しており、軍・警察は同市の基幹施設を狙った連続テロ事件とみて関連を調べている。この事件の死者は十六人、負傷五十五人となった。