関税局セブ支所
[ 1174字|社会 (society) ] 有料新庁舎が完成せず依然「借家暮らし」。完成しても内部設備は自前で整備
第二期アロヨ政権の掲げる中央省庁地方分散の第一弾として、昨年八月にビサヤ地方中部セブ市の関税局セブ支所が大統領府セブ支庁に転用されて九カ月。関税局は昨年内にも新庁舎に移るはずだったが、工事の遅れで依然、賃借ビルなどでの「借家暮らし」を強いられている。それでも新庁舎は今年八月にようやく完成する予定だが、関税局が自前で用意しなければならない情報ネットワークなど内部設備の予算不足は深刻とみられ、職員らの不満爆発など今後も曲折が予想されている。