ジプニー新エンジン
[ 1319字|社会 (society) ] 有料大気汚染防止法の運用強化に伴、比イスズがジプニー用のエンジンを販売開始
いすゞの現地法人「イスズ・フィリピンズ」(小村嘉文社長、従業員約六百五十人)がこのほど、「庶民の足」であるジプニー用の新エンジンの販売を開始した。比独特の公共交通機関、ジプニーの九割以上がいすゞの中古エンジンを使っているとみられ、大気汚染防止法に基づく排ガス規制強化の中、エアコン・ジプニーなどを中心に売り込みを図る。黒煙をまき散らし、大気汚染の象徴的存在のジプニーだが、新エンジンで汚染軽減が期待できるという。