イスラム教徒差別
[ 1024字|社会 (society) ] 有料首都圏警察総監は爆弾テロ誤認逮捕事件でイスラム教の抗議に事実上謝罪した
昨年末ケソン市で発生した爆弾テロで、イスラム教徒十六人を逮捕状なしで拘束したことに対し、ラソン首都圏警察総監は十四日、見込み捜査による誤認逮捕だったことを認め事実上謝罪する異例の声明を出した。この日事件を重大な宗教差別とするイスラム教徒らはマニラ市の大統領府近くで五千人規模の抗議集会を開いた。同総監は抗議を受け入れ、今後は人権に配慮し慎重に捜査するように警官に呼び掛けた。