拘置施設にろう城
[ 1774字|社会 (society) ] 有料元アブサヤフ幹部ら未決囚が看守2人を殺害、首都圏の国警拘置施設にろう城
タギッグ市ビクータンにある国家警察バゴンディワ基地の拘置施設(収監者約百三十人)で十四日午前六時半ごろ、イスラム過激派、アブサヤフ元構成員らが看守から拳銃三丁などを強奪し、他の収監者約百二十人を人質にする形で拘置施設に立てこもった。直後の銃撃戦でアブサヤフの元構成員二人と看守二人の計四人が死亡した。レイエス内務自治長官やフシン・イスラム教徒自治区知事らが降伏するよう説得を続けたが、犯人グループは投降を遅らせたまま、十五日午前零時現在、警官隊とのにらみ合いが続いている。