日本人孤児
[ 1215字|社会 (society) ] 有料日本人父親死亡、比人母親蒸発で4歳の子供が孤児に。親類見つからず施設収容へ
リサール州アンティポロ市サンホセ地区で十五日夜、東京都出身の日本人男性(57)が胸の痛みを訴えて死亡した。男性は三年ほど前から内縁の妻とみられるフィリピン人女性(34)と一人息子のショウ=音読み=君(4)の三人で同地区の山間部で暮らし始めたが、女性は約十カ月前に蒸発。一人残されたショウ君は地元バランガイ(最小行政区)に一時引き取られたが、バランガイ関係者は「男性のメモ帳に書かれた日本の連絡先に電話をしたが通じない。このままでは孤児収容施設に送るしかない」と対応に苦慮している。