国軍不正
[ 1267字|社会 (society) ] 有料不正蓄財疑いの参謀次長に対する軍法会議が始まり、罪状認否で無罪主張
軍事予算の執行と監査に当たる身で不正蓄財疑惑に包まれた国軍参謀次長のカルロス・ガルシア少将(55)を裁く軍法会議が十六日から開廷、同少将は罪状認否で無罪を主張した。軍法会議は軍人としての倫理違反を問い、国家に対する収奪の罪を追及しないため、アロヨ政権が国民の目を事件の本質からそらす作戦との見方もある。これに対し、行政監察院は同日、「略奪罪でガルシア少将を訴追するため、関係機関は協力して鋭意、捜査している」と声明を発表した。