国連人間開発報告
[ 1036字|社会 (society) ] 有料世界177カ国の「豊かさ」調査で比が83位。女性の社会進出度で日本上回る
国連開発計画(UNDP)が十五日発表した二〇〇四年版「人間開発報告書」によると、「国民の豊かさ」でフィリピンは百七十七カ国中、八十三位だった。昨年の八十五位から二ランク上昇した。他のアジア諸国と比べると、中国(九十四位)、インドネシア(百十一位)、ベトナム(百十二位)、インド(百二十七位)を上回る一方、シンガポール(二十五位)、マレーシア(五十九位)、タイ(七十六位)、フィジー(八十一位)より下位にランクされた。日本は五年連続の九位。女性の社会進出度は三十八位で、比の三十七位より低い評価となった。