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　会期末を迎えた国会で、二〇〇四年度予算案の審議がストップする前代未聞の事態となっている。上下院を通過した予算案は一月二十六日から両院協議会で最終調整される予定だった。だが、デベネシア下院議長が「新予算の代わりに〇三年度予算を再利用する」と爆弾発言。これに上院議員は強く反発、両院協議会での審議に入れないでいる。ビリアール上院財務委員長は「今国会での成立の望みは薄い」との懸念を表明。また、一部の野党議員からは「大統領選を前にしたアロヨ政権側の新たな画策」との憶測が出ている。