ダバオ空港爆弾テロ
[ 1145字|社会 (society) ] 有料軍・警察、モロ・イスラム解放戦線による犯行との見方強め、関係者9人を拘束
ミンダナオ島ダバオ国際空港待合所での爆弾テロ事件で、軍・警察は五日、使用された爆弾の種類などからイスラム急進派、モロ・イスラム解放戦線(MILF)による犯行との見方を強め、MILF関係者とみられる男性九人の身柄をダバオ市内で拘束、事件との関係を調べている。また、アロヨ大統領はこの日、レイエス国防長官、サンチャゴ国軍参謀総長らとともに同市入りし、事件捜査で米政府の協力を受け入れる意向を明らかにした。事件の死者は同日までに二人増え、宣教師の米国人一人を含む計二十一人となった。負傷者は百五十七人。