麻薬問題
[ 1277字|社会 (society) ] 有料米報告書が比を覚せい剤の主要製造国に挙げる。主要3反政府勢力の麻薬取引への関与も指摘
米国務省がこのほど発表した世界各国の麻薬汚染状況や対策などに関する最新報告書の中で、フィリピンを覚せい剤の主要製造国の一つに挙げていることが六日までに分かった。報告書は「比は麻薬密輸者の天国」と形容し、昨年に覚せい剤三千百二十二トン、ほぼ同量の覚せい剤を製造できる原料の化学薬品エファドリン六千四百十七トンが押収されたことを紹介。製造量は国内需要を上回り、日本や米国などに密輸されているとみている。また、国内の三つの主要反政府勢力が麻薬取引に関与していることを名指しして指摘した。