国軍反乱最終報告
[ 1262字|社会 (society) ] 有料独立調査委員会の最終報告書で、反乱軍の前大統領「暫定復権」計画が明らかに
国軍将兵の反乱事件で、大統領府独立調査委員会(フェリシアノ委員長)は十七日、アロヨ大統領に提出した最終調査報告書で、反乱軍がアロヨ政権打倒後にエストラダ前大統領を「暫定復権」させ、その三日後に軍事政権への移行を計画していたことを明らかにした。根強い国民の人気を保持している前大統領を「錦の御旗」に仕立ててアキノ政変型の国民ほう起を促し、ホナサン上院議員=クーデター容疑で送検=起草の「国家復興計画」に沿った軍事政権の樹立を目指したと結論付けた。