新学期始まる
［ 467字｜社会 (society) ］ 有料公立学校が始業した。マカティ市は潤沢な財源で教師や教室の備品に不足なし
十六日、全国の公立学校で始業式が行われて新学期がスタート。十七日から推定二千万人の児童・生徒が授業を受けることになる。ところが例年、新学期早々から問題になるのが教科書、教室や教員不足。今年度は教科書や教室増設に千三百億ペソの予算が重点配分された。それでも教室のいすが全国で四百九十万個も不足、床に座って授業を受ける児童・生徒がいる（左派系議員の話）という。こうした悩みと無縁なのがマカティ市。豊富な財源を生かして三十六の市立校に教材などを配って新学期を迎えた。
